亀田師匠レプリカ その2

久々の更新です!

こんにちわ!

 

題名にもありますが、亀田師匠レプリカの続きです。

 

塗装範囲の小さいって事で…

ヘッドから手を付けたのですが…

いや!

これがなかなか!!

 

手持ちの雑誌をじっくり見ていたのですけど…

最初は単純に茶色い所は塗装が剥げて、下の木材の色が出ているんだと思っていたのですけど…

ベースマガジン2010年3月号より

 

 

よーく見ると、違いますね!!

 

解りますかね?

茶色くなってる所にフェンダーのロゴが残っているので、剥げた訳では無いですね。

最初、自分はリペアで後からロゴを貼り直したのかな??

と思っちゃいましたが…

この年代の色んなフェンダーのビンテージを見てると…

 

この茶色いのは塗装の上のクリアーが変色して茶色くなったようですね。

 

で、そのクリアーが剥がれた所が下地のホワイトが剥き出しになっている感じですね。

そうとなると、塗装は最下層の

木の素地

その上に

その上に

変色したクリアー

 

って事になって、

使用の過程でそれぞれが剥がれてるって訳ですね。

 

なので、一番下地にホワイトを塗っていきます。

亀田師匠のベースは元がオリンピックホワイトなので、どちらかというとベージュに近いですね。

適当に近い色をスプレーでシュー♪

お♪いい感じですね。

 

なんか、このままで新品風も良いような気がしてきましたが…

 

いやいや!

 

66年式ジャズべの偽物でなく、亀田師匠の本妻ベースのレプリカを作るのです!!

 

あ…実際に本物の66年式のビンテージのオリンピックホワイトなんて見た事無いですので…

色合いなんか解りません。

ここらはいい加減ですw

 

この白(ベージュ)の下地の上に劣化して変色したクリアーがのっている事になるのですが…

 

それをどう再現しようか悩みました。

 

茶色を吹いて、良い感じに削って剥がすか…

 

多分、そうするとクリアーが変色した感じにはならないかなぁ~。

 

なんかよい感じの茶色っぽいクリアー無いかなーと思ってDIY店を漁っていたのですが…

見つからず…

 

100円ショップへ行ったら、ニスを見つけました!

ニスなら、ある程度の透明感はありますからね!

100円ショップにニスと、家で使った余りのニス…

ここいらを使っていこうと思います。

 

家にある廃材でそれぞれ塗ってみたのですが…

ちゃんとしたのは綺麗な感じでっちょっと違うかな…

 

意外にも100円ショップの方が良さげでした。

 

って事で塗ってみました。

うぅぅ~ん

 

なんか違う…。。

 

 

乾いたら、変な感じにムラになりました。。

 

木材の上に塗るのと、塗装面の上に塗るのは違いますからね(今更気付いた…)

 

木材だと染み込むはずですからね…。。

 

でも、そんな事では負けませんYO!!

 

ペーパーで慣らして…

 

また塗って…

 

慣らして…

 

お得意の地道に仕上げる作戦です!!

 

で、出来上がったのがコチラ

どうですか??

 

良い感じじゃないですか??

 

一応、雑誌に載っている本物と並べてみました。

 

ベースマガジン2012年5月号より

 

なんか、っぽくなってきてません?

 

さて、コレにフェンダーのロゴを張る訳ですが…

 

注意!!この形のヘッドに無断でフェンダーのロゴを付けて販売するのは違法です!!

 

まー当たり前って言えば当たり前なんですけど、それが許されている工場は限られています。

 

ま、

 

私は、コレを売る気は無いですから!

 

初めから言っているように、コピーバンドするなら、楽器もコピーしないと!!

 

という訳でレプリカを作っているのです!

 

そもそも、フェンダーの製品でないのにフェンダーロゴ付けるのは駄目でしょう!

 

ソレを解っていて、自分用に造ってますので、そこはご了承ください

 

で、この年代の楽器は塗装が日焼けして変色してますよね。

でも、ロゴのデカールのトコは他より変色してないので、違和感のあるいかにも張った感じのデカールになってるのですが…

 

この感じをどう出そうか…

 

オークションにてソレっぽいフェンダーのロゴを購入したのですが…

 

これが粗悪で…

 

デカールでなく、プリントシールで…

 

しかも!

 

貼ってみた後、埃を払おうと擦ったら…

 

綺麗に文字だけが剥がれました…

 

畜生!!やっぱ信頼のあるのが良いですね!!

ってな訳でロゴを買い直しました。

 

デカールなので、うまく変色の色違い具合は出ないので…

悩んだ結果

 

デカールの貼る部分だけ色を塗ることにします。

 

ここも結構面倒な作業ですが…

 

デカールを切り抜く

ソレをスキャナーでコピー

縁に沿って切り取る

ヘッドのデカール部分にマスキング

マスキングの上に切り取ったコピーを糊付け

で、こんな感じに仕上がりましたね?

コレの縁に沿ってマスキングテープに切れ込みを入れて、剥がします。

で、その剥がしたところに、色褪せていない風の塗料を塗るのですが…

 

ここで失敗しました!

 

塗装面に虫が入りました

 

それを取り除こうとしたら…

あ…

ぐちゃぐちゃに…

 

しょうがないのでやり直そうとしたら…

 

マスキングが甘くて…他の所の塗装も剥がれてしまい…

 

気が付いたら…

あれ?

おかしいな…

今回の作業の最初の状態では??

 

これ、ブログだど1記事だけど…

一か月ほどかかってるんだよね。

 

おかしいな…

何も変わってない気が…

 

あれ?眼鏡になんか水滴が…

梅雨まだ明けないのかな??